透明な車に轢かれる

心境を吐露するだけ

まどろみながら飲むコーヒーは美味い

休憩の時に久々に外に出て食べようと思った。すき家に行っていつもの鶏そぼろ丼を頼もうと思ったのだが、どうしてか今日は牛丼並を食べた。あまり美味しくはなかった。味が気に入らなかったというわけではなく、どうやらただ空腹を満たそうとして食べるメシは何も感じないらしい。労働が終わった後のメシは美味い。今日一つ覚えたことだ。

そしてドトールへと向かった。いつもなら店の休憩所にある自販機で60円のホットココアを飲むのだが、今日は贅沢しようと思った。カフェラテ(M)を頼む。300円だ。ホットココア5個分だ。5日間のルーチン=コーヒー1杯。贅沢でしょう?

さて席へ座って飲む。両隣に人は座っていない。暖房は良く効いていて、店内は静かだ。この街は高齢者が多い。座ってる人の半分以上は50歳以上な気がする。そんなゆったりと流れる空気の中だとやっぱり眠くなる。二口飲むとうとうと瞼が落ちてくる。生きているのだか死んでいるのだか、どちらの世界にもいる感覚がとても心地よかった。飲む、まどろむを繰り返していると店員さんが座っている周りのテーブルを拭き始めたので「出ていけ」と言うことなのかと思い、ちょうどいい時間でもあったので出た。あのままポックリ逝けたら幸せだったのになあ(笑)