透明な車に轢かれる

心境を吐露するだけ

小学生並みの邦楽感想文 #1 欅坂46「Nobody」

はいこんちわー。久々に動かします。んで多分1回で飽きると思います。

最近ブログを書きたいなあと思うわけですが、結局読んでもらおうとか考えてると「完璧にしなきゃ(使命感)」みたいになるので承認欲求のバランスを変え、自分8.5:読み手1.5ぐらいの割合で書こうかなと。んで、音楽レビューなんて大層なものを掲げてしまうとこれまた自分を苦しめてしまうので小学生の感想文を目標に原稿用紙1枚分にもならないぐらいの感想を書いていきたいと思います。ぶっちゃけ一言「かっこいい」とかそんなで良いと思っているので、大体脱線し始めたらもう書くことがないと思ってください。とか言っているうちにもう280文字だ。やったね。もう半分書いたね!僕はビルボードのチャート楽曲初登場を総当たりして月間の10選決め、僕が考えた最強のベストアルバムを作るのを人生の楽しみにしているわけです。その中で気になったものをここでは書いていくことにします。

今回は欅坂46の「Nobody」です。チャートを見始めてから欅はお気に入りで、アイドルポップの中ではオルタナティブな存在だと思います。特に第4シングルの「不協和音」からは方向性が定まってきて、クール+ダンスで魅せていくスタイルになっていったのではないでしょうか。

少し変わった曲が多い欅ですが、カップリングもまた尖った曲が存在しています。第6シングルの「ガラスを割れ!」のカップリング「もう森へ帰ろうか?」はプログレッシブハウスぽい音、第7シングル「アンビバレント」のカップリング「Student Dance」は確かTwitterに書かれていたと思いますがリンキン・パークの「Don't stay」だと言われていて、ニューメタルぽい音を出しています。もちろんメロディーは違って、J-POPのメロディーですけど。


Keyakizaka46 - 『Nobody』欅坂46

そんな中今回も欅は面白い曲を聴かせてくれました。それが「Nobody」です。イントロを聴いた時、洋楽ぽいフォーマットだなと思いました。シャッフルぽいリズムというのでしょうか。感覚だけで聴いているのでそもそもシャッフルなのか分からないですけど。んでまあ洋楽のフォーマットで「欅もそこまで来たか」と思ったわけです。しかし歌が始まると「おや?」となるわけです。始まれば歌っているメロディーは歌謡曲。おまけにセンターの平手のメイクは山口百恵を意識している。ここで日本ぽいなと意識が変わるわけです、そこからサビへ移るとシャッフルのリズムが盆踊りへと変化していることに気づいて、それがすごく面白いなと思いました。

「シャッフル 盆踊り」で検索するとヒットします。【アカペラ】日本人がシャッフルに強くてスウィングに弱い理由!実はあの曲はシャッフルだった?!https://mokabuu.com/a-cappella/ 


Ningen-isu"Tears of яблоко"(人間椅子、りんごの泪)

んで持って、これと似たような手法を取っているグループがいてそれが「人間椅子」だと思います。ウィキによれば人間椅子は「日本の3ピースロックバンド。1987年、青森県弘前市出身の和嶋慎治と鈴木研一によって結成された。ブラック・サバスを彷彿とさせる70年代風ブリティッシュ・ハードロックのサウンドに、日本語・津軽弁での歌唱、怪奇をテーマとした世界観の歌詞をのせた、独特の音楽性を特徴とする。」となっています。彼らの曲の中で「りんごの泪」という曲があります。イントロでシャッフルリズムだと思いますが、メロディーは民謡ぽい歌い方になっています。元々はロック・ブルースなどで使われるリズムを和のメロディーを歌うことによって日本人に馴染みのある盆踊りに近いリズムへと変化させる。「Nobody」が面白いという点はそこだなと思いました。今後も欅坂46の攻めた曲を聴きたいです。