透明な車に轢かれる

心境を吐露するだけ

人と群れたい

今日は三重へ転勤する友人と飲み会。町田の「いくどん」という焼き肉屋で飲み食いした。豚肉がメインでオススメがホルモン。リーズナブルな価格で一皿480円ほど、それで結構食える。2時間ほどで出て、6人で13000円ぐらいだったと。素晴らしい。町田行ったときはぜひ食べてみて。

そこからゲーセンへ。転勤する彼は格ゲー好きでゲーセンの良さについて「(紅白戦のボードを見ながら)店内大会が行われいて最初はきっと上の6人ぐらいで行われいたものが、今じゃこれだけ集まっていてコミュニティが出来ている。それがゲーセン文化の良いところ」と語っていた。僕もサッカーが好きなもので町田ゼルビアというJリーグクラブを応援しているけど、これは分かる気がする。集まる場所があることによって面識がなかった人と繋がれる。それでいて好きなことだから繋がりやすい。僕自身はコミュ障なので人とあまり関わらないけど、スタジアムでは「あっ、この人見たことあるな」という人は結構見かける。他にもゴール裏の人達が挨拶を交わすのをよく見かける。きっとゲーセンも人と繋がれる場所なのだろう。そんな彼も最近の格ゲーについてeスポーツのビッグタイトルの大会が目立ってしまって、地元の大会が盛り下がってしまうのではないかということを懸念していた。また家庭用が主流になっていてゲーセンでプレーする必要がないことも拍車をかけるのではないかと言っていた。

人とのつながりと言えば、最近仕事で悩むことが多く不安になることが多い。5月か6月ぐらいが不安がピークに達してたときで丁度その時に登戸の通り魔事件が起きた。確かインターネットの接続環境もないし、交友関係も無いとの報道があったと思う。真っ暗な部屋で過ごす日々を想像する。どこかで犯人が助けてと言える場所があったら、そうでなくても不安を和らげてくれる友人がいたらと考えてしまう。それと同時に引きこもりになったらどうしようと不安になる自分がいて、そこでもっと人とつながらなきゃいけないんじゃないかと思うようになった。あとは日本一有名なニートで知られるphaさんの『しないことリスト』で「孤立しない」も考えに至った一つで、「人間が、他の人間を根本的に救うのは難しい。それぞれの人が抱えている悩みや問題は、結局、その人自身で解決するしかどうしようもないことが多いからだ。でも、特に何もできなくても、軽く雑談をしたり、一緒にごはんを食べたりする相手がいるだけでも心の支えになるものだ。社会から外れそうな人間ほど孤立しやすいし、孤立するとどんどん悪い状況をこじらせていってしまう。生きていくということは大変なことばかりだけど、ダメな奴でも集まっていれば少しだけ死ににくくなる。まあ、それでも死ぬ奴は死ぬんだけど。」この文章にとても共感したし、僕は好きだった。なので最近はキレイに言うと人とのつながりを大切にしたいし、汚く言うと人と群れていたい。かつてはサッカーの観戦は必ずと言っていいほど行ってたし、隙あらば引きこもって音楽を聴いたりしていたけど今は友人と遊ぶことを優先している。後は友人をほんの少しだけど増やそうともしている。でも環境が変わればまた行動も変わるかも知れないし、正直サッカーを観に行きたくなる日もあるのでそこは自分と相談して決めたいと思う。引きこもらないようになんとか生き延びるというのが当面の目標になりそうだ。他の人と格が3段も4段も違う悩みなんだろうけど。

それはそうと飲み会は2件目に入り結局終電まで飲んだ。楽しい夜になった。転勤する友人の幸運を祈ることにしよう。